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私が作った、私の夢を叶えるための世界。
作品は日藝博期間中、江古田校舎でもご覧いただけます。
▶︎ 対面企画
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『トランスピン待ったなし!!大学破壊作戦』木村拓生
『80の薬莢〜ある戦場記者とある少年記者の日記〜』佐々木いず美
『1セット』宮内菜帆
絵柄が可愛らしく楽しんで見られる作品でありながら、現実と向き合わざるを得ない大人を描いていて私の心に響きました。
ファンタジー作品と思いきや、悩みや不安がある現実から目を逸らしたい環境が変わる卒業時期にふさわしい作品で大変面白かったです。作品冒頭に表示された「紡のネバーランド」が、最後に主人公の作業画面へ映し出される「私のネバーランド」と変わり、夢に入り込んでいた自分から、夢を作り出す自分に変わる成長を表現していて素晴らしい作品でした。
よくある魔法少女ものと思って観ていると、実はこの作品自体がアニメーション創作に奮闘する大学四年生の「自分」と目前に控える社会人生活へ向けての不安などが入り混じった「自分」への、今まで学んできた「物語世界からのお手紙」のような不思議な構造になっています。描かれるキャラクターやセリフなどに暗喩を込める手法は多いと思いますが、作品世界全体をこのように創り上げる手法を私はあまり知りません。きっとこの人は時間をかけてもまた「創作世界」へ戻ってくるのではないかと思わせる作品です。
絵柄が可愛らしく楽しんで見られる作品でありながら、現実と向き合わざるを得ない大人を描いていて私の心に響きました。
ファンタジー作品と思いきや、悩みや不安がある現実から目を逸らしたい環境が変わる卒業時期にふさわしい作品で大変面白かったです。作品冒頭に表示された「紡のネバーランド」が、最後に主人公の作業画面へ映し出される「私のネバーランド」と変わり、夢に入り込んでいた自分から、夢を作り出す自分に変わる成長を表現していて素晴らしい作品でした。
よくある魔法少女ものと思って観ていると、実はこの作品自体がアニメーション創作に奮闘する大学四年生の「自分」と目前に控える社会人生活へ向けての不安などが入り混じった「自分」への、今まで学んできた「物語世界からのお手紙」のような不思議な構造になっています。描かれるキャラクターやセリフなどに暗喩を込める手法は多いと思いますが、作品世界全体をこのように創り上げる手法を私はあまり知りません。きっとこの人は時間をかけてもまた「創作世界」へ戻ってくるのではないかと思わせる作品です。