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『覆水』熊本麻衣

<あらすじ>

大学3年生の夏休み、高校時代の元チームメイトたちとともに同窓会をすることになった佐藤藍生(21)。山奥のコテージに9人で集まり、夕食を楽しんでいたが、当時傷害事件を起こし退学した日笠橙叶がコテージを予約したらしいことが判明し、被害者の雪宮柚黄(20)を筆頭に混乱に陥る。違和感を残しつつも眠りについた彼らを襲ったのは仲間の死だった。電波は通じず、川の氾濫により孤立した彼ら。日笠橙叶の呪いだと考える者もいる中、1人は川に飛び降り、1人は絞殺され、1人は毒殺され、次々と仲間が死んでいく。その後、呪いではなく2人の仲間が殺害していたことが判明する。橙叶の冤罪を訴える彼らに冤罪ではなかったことを藍生が伝えると、1人が後悔している共犯者を殺害し、全員の殺害を試みるのだった。1人、また1人と殺害される中、藍生は最後の一人と協力してどうにか脱出し、パトカーのサイレンの音に安堵の笑みを零すのだった。


 

作品は日藝博期間中、江古田校舎で読むことができます。

 

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