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『母さんが家出した』牧島聖城

<あらすじ>

平凡な四人家族の古川家の長男古川勉が家に帰ると、母親が手紙を置き犬を連れ、家出したことを父から伝えられる。そんな中、犬の散歩コースにいる母親と再会する勉。隣には見知らぬ男もおり、浮気ではなくただの親戚の男であると言われる。手紙の内容も事実とは異なり、ただの親戚の集まりであることを知る。勘違いしていたことを母親に伝えると、そのまま生活して、みんなに変わってほしいと言う母親。それに協力する勉。母親のいない生活に慣れず飲んだ帰り道に男といる母親を目撃する父親。自分を変え帰ってきてもらうために努力を決意する。自分で料理などもするようになり、自分を変えた父親は母を食事に誘う計画を立てる。食事当日母と再会し、仲良く食事をしているとそこに若い男がやってくる。そしてそれを見事撃退する父。後日カフェで彼女に母親のいた男は親戚なのかという話をしている勉。結局それを心に秘め生活を続ける。


 

作品は日藝博期間中、江古田校舎で読むことができます。

 

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