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論 文

映像表現・理論 [理論・批評専攻]

高山僚太

『振動する世界、揺動する円環的空間 アピチャッポン・ウィーラセタクン作品における音楽的、音響的エコロジー 』

高山僚太

本論文では、タイ北部に拠点を置き、土地の歴史や記憶、時間を主題としながら活動する映画作家、アピチャッポン・ウィーラセタクンの作品を分析した。
本論は、従来の先行研究や小論では取り扱われなかった音楽、音響的視点からの具体的な作品分析、アピチャッポン作品の理論的検討を行った。
第一章では「アンビエント詩学」とアピチャッポン作品の親和性、第二章では短編作品を中心に映画における画面の静止や、静止画像が提示する機能の分析と、音響との関係を論じた。
第三章では、インスタレーションや演劇など、他芸術領域においても広範に渡って活動する作家の特異性を、インスタレーション作品と長編映画作品との相互関係に着目しながら読解し、「ショッピング・モール」的構造との連関性を論考した。
第四章では、現時点での最新作である長編作品『MEMORIA』(2022)を、それまでの章立てで扱った項目と照合させながら、総合的に分析した。

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Alternative, 4年

本文は日藝博期間中、江古田校舎でお読みいただけます。

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