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シナリオ

映像表現・理論 [シナリオ専攻]

野間康太

『チェンジ・マン』

野間康太

善行を繰り返す好青年な石動亮太は、十七時を境に性格が豹変する特徴があった。
亮太は『暁』という怪しいセミナー団体のリーダーである岩井に気に入られ、団体の内部に関わっていくことになる。
『暁』を追う公安刑事の藤本は、岡崎という『暁』の末端の青年を“エス”にしようとしていたが、そんな亮太に目をつけて“エス”候補を亮太に変更する。
藤本が亮太へアプローチをかけると、亮太は肩透かしを喰らわせる形で呆気なく協力を承諾する。
藤本たち公安は亮太の過去についても調べていくことになる。そのなかで亮太の性格が豹変すること、幼少期に双子の弟である悠太が亡くなっていることを調べ上げる。そして藤本は“亮太は悠太の人格も宿す二重人格者である”と判断する。
亮太は『暁』の活動のなかで岡崎と親交を深める。岡崎は“『暁』を辞めたいと思っているが、岩井の巧みな掌握術によってすっかりコミュニティに縛り付けられてしまった”という悩みを亮太に吐露する。
藤本は亮太の幼少期を知る新井から、双子の性格が真逆であり、亮太は出来が悪く、母親は出来の良かった悠太を溺愛していたこと、しかし悠太は亮太を慕っていたことを聞き出す。そこから藤本は発想を転換させ、「実際に亡くなったのは亮太であり、悠太が亮太になりすまし続けているのでは」と考える。
藤本の作戦で亮太は岩井からテロ画策の言質を引き出す。それを聞いていた藤本たちは突入して岩井を確保する。突入することを知らされていなかった亮太は、自分でも岩井を陥れようとカメラを仕掛けていた。亮太は一連を録画した映像を公開しようとするが、公安には不都合なため、藤本は亮太の二重人格の真相を突いて止めようとする。
しかし十七時を過ぎても亮太の性格は変わらない。真相に思えた“なりすまし説”は藤本の早合点だった。性格が変わっているように見えたのは気を張って“弟のように”ハイスペックであろうとした反動によるものであり、単に岡崎のために『暁』を解体しようとした“狂っているレベルで善人”なだけの亮太に、藤本が踊らされた結果となった。

タグ:

Drama, 4年

本文は日藝博期間中、江古田校舎でお読みいただけます。

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