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『曇り味噌』 安川 明里

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1 Comment


Guest
Mar 14

 二人向かい合って無言で食べる食事は気づまりだ、そこに会話はないから。でも親しい間柄では言葉がなくても発せられなかった沢山の気遣いに満ちている。その濃密だけど曖昧で豊かな空間を“曇り”と表現しているように思いました。ビールを飲む母親に何故か荒井晴彦の『やわらかい生活』を想い出しました。

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