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『残映』 奥野 倫

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Guest
Mar 14

 女の居たかつての時間。不在を埋める男の言葉。途切れ途切れで何ものにも変換可能な日常の断片たちが女の残した皮膚(=衣服)の交換によって縫い合わされてゆく。スタイリッシュなモノクロ映像に端正なモノローグを使いながらも“衣服を纏う”という行為が交換されることで、それが紅く生々しい肉体や愛という失われた実存を取り戻す行為のようにも感じられます。

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