『うつりかわって』長谷川 諒写真を撮ることが好きで写真部を作りたい男子高校生、真島と写真を撮られることが苦手な風見。その苦手克服のために友人と奮闘し、風見にカメラを構える真島だったが、その写真には風見の姿が写らなかった… ご感想はページ下部のコメント欄までお願いいたします。▷ 映像表現・理論コース [映像専攻] の映像作品 About 映像表現・理論コース
写真を撮ることが好きで写真部を作りたい男子高校生、真島と写真を撮られることが苦手な風見。その苦手克服のために友人と奮闘し、風見にカメラを構える真島だったが、その写真には風見の姿が写らなかった… ご感想はページ下部のコメント欄までお願いいたします。▷ 映像表現・理論コース [映像専攻] の映像作品 About 映像表現・理論コース
照明の乏しい画でありながら「このカットは美しいものを撮っているのだ」と見るものにわからせる構図どりと編集、作り手の都合による「この場面でそれは言わんやろ」がほとんどないナチュラルかつ軽妙な掛け合い、キャラクター性と見事に合致した配役…と、撮影技術の未熟な面を補って余りある演出力に脱帽したのですが、何より<写真が好きな男子が、撮られることが嫌いな男子の苦手克服のために奮闘する>という「どういう話に転がるのかわからないけど、ビジュアル的な解決を見せてくれるのは間違いない」と見る前から観客に思わせるプロット前半のアイデアがちょっとした発見だと思いました。製作者が今後どういう道に進まれるのかわかりませんが、これから吸収していく知識や教養、会得する技術によって様々な異なる物語を見せてくれるモチーフのような気がしますので、できればこれで終わらせず、将来的な企画の一つとしてとっておいてほしいと思ってしまいました。面白かったです。
附高のボロボロな校舎が懐かしくて、でもむしろそのボロボロさが味を出していてとてもよかったです。20分がとても早く感じました。