「大人になった私へ」
幼い時に学校で出されたこの作文を未だに書ききれていない主人公うさぎ。
「、」で繋ぎながらここまで生きてきたうさぎだが、あるインタビュアーと出会う。「お元気ですか？」こうして始まる問の数々はうさぎの“今”を少しずつ見せていくものだった。
自分で最後に「。」を書くとき、うさぎは大人の私に何を託したのか…。
【撮影】宮島 遥夏
【録音】岡田 陽香
【出演】松尾 友太／山口 まゆ
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（3/16 学内版サイトより転送） ひとつひとつのカットの丁寧さ、巧さに感嘆しました。みやじーの卒業後の作品をこうしてちゃんと観られたのは初めてです。私は邦画は多くは観ないけど、邦画らしい画だと思いました。先生に作文を書けといわれている小学生うさぎのシーン、最初引きの画なのがグッときた。手前に長机がつぶれたひし形に配置されているのも視覚的に面白い。二人で話してるシーンなんかは、寄りがちだけれど、この映画は全体的に寄るべきところと引くべきところがメリハリがあり、計算されている。練られていると感じた。引きと寄りのバランスが絶妙で、光加減も相まって、終盤の丘の上で空をバックに横顔のアップで電話しているショットが大変際立っていた。また、カメラとの距離感だけでなく、角度も面白かった。これはかなり低い位置からズームしているのか・・？など考えながら観ていたが、結局わからない。わからないが、魅力的で飽きない画ばかりだった。時々、細かなブレがもったいないと感じた。歩きましょうみたいな看板がたくさんある小学校のグラウンドで先生とうさぎが話しているカットは特に、fixにみえるけど微妙に上下に揺れているのが気になってしまいました。みやじーは編集などに高校の時ものすごく細部までこだわってとても時間がかかっていたイメージもあり、どのショットもぬかりなくこだわりぬいて出来るだけ妥協せずに構図を固めていったのかと想像した。私はせかせかとスピード勝負で撮影を終わらせていってしまう癖があるので、みやじーのこの姿勢を見習いたいと思いました。刺激をもらえました。ありがとう。
熊捕 聖奈
「まる」という映像作品を観ました。観ていて、鳥肌が立ちました。こんな素晴らしい作品を観れて、幸せな気持ちになりました。何度でも繰り返して観て、自分の中で消化したいですが、もし可能なら映像公開や販売してくれたら嬉しいです。それ位、大切な作品に思いました。今後、沢山の作品を創って下さい。私は映画がかなり好きで多くの作品を観てきましたが、こんなに映像世界に引き込まれて、感動出来た作品は数えるほどしかありません。あまり良い表現が思い付きませんが、この作品を創られたすべての方に感謝します。