<あらすじ>
高校3年生の宮下愛理(18)は両親に内緒でアイドル活動をしているが、応援してくれるのはイシロー(42)くらいで、思い描いていた日々とは異なる惰性の毎日。このままアイドルを続けていくべきか悩んでいた。
そんな時、マネージャー斉藤裕介(23)から、2ヶ月後のワンマンライブで200人動員することができなければ解散と突きつけられる。
歌手への下積みでメンバーになった小森鈴(17)にとっては辞めるチャンスとなったが、理想のアイドルを追求する北山花音(21)にとっては許せない話だった。
一方愛理はクラスメイトの大竹涼真(18)と出会い、アイドルではない普通の幸せへと気持ちが傾いていく。
しかしイシローの入院と花音のスキャンダル、涼真からの告白や鈴の裏切りが重なり、今までイシローに助けられていたと実感した愛理。
イシローに会いに行き、アイドルは立派な仕事だと感じると、花音と鈴を説得して最後のワンマンライブを実現させる。目標を達成した3人は、それぞれのアイドルとしての生き方を見つけはじめたのだった。
本文は日藝博期間中、江古田校舎で読むことができます。
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