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『ビデンス』高橋 愛穂

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1 Comment


Guest
Mar 19, 2023

コラージュ技法がその成立過程において「見られかたの多様性」を含んでいるならば、そこに新しいものを見出そうという欲望からは逃れられないと思いますが、この作品で語られるのは「同じ月を見上げていた男女が出会う」というようなオーソドックスな物語です。そこに変わった仕掛けがないからこそ「いま私がここにいること」「もしかしたら二人で一緒に映画を観ていること」に(新しい)驚きを持って接することが出来るのではないか、というような「可能性」について訥々とこの作品は語っているのではないかと思いながら何度か再生しました。

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