top of page

『フィルターが邪魔をする』植野 芽久



驟雨がくりかえす日々に

こどもではない私、大人でもないわたしは

いつしかあの苺を見失ってしまった

社会から閉ざされたこの部屋で、

ひとり寂しさを感じる少女

そんな少女の生活を、

彼女の瞳に映らないまた別の少女が

淋しい目をして見つめている


※本作は3年生の作品になります※

 

ご感想はページ下部のコメント欄までお願いいたします。




閲覧数:256回2件のコメント
bottom of page