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『一度きりの人生で好きなだけ』江幡 まこと

<あらすじ>

すみれはアイドルのファンで、"推し活"が何よりの幸せで生活の中心だ。仕事で追われる毎日を"推し"から得られる活力で乗り越えていた。だが友梨が結婚を決めたことを境にパートナーを探そうと思い立つ。その矢先に出会ったのが拓哉だった。順調に思えた拓哉との日々も、生活の中心が"推し"であることで亀裂が生じてしまう。すみれは結婚という確証のない幸せのために目の前の自分が愛する世界を捨てることはできなかった。咲はとにかくひとりが好きだ。自分にパートナーが欲しいとも思わない。同僚の翔太に思いを寄せられたが、やはりひとりの時間が大切だった。ひなたは新婚だが、結婚したからこそ他人と生活する息苦しさをおぼえている。仕事で疲れて家に帰ると夫が増やした家事が待ち構える日々にはもううんざりしていた。夫に愛想が尽きたひなただったが、もう一度話し合うことでお互い協力し合い生活と仕事を両立させようと動き出す。別々に生きる26歳の3人は自身の幸せを求めて突き進む。


本文は日藝博期間中、江古田校舎で読むことができます。

 

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