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『望獣 ―Desire Monster―』畠山 悠希

<あらすじ>

 人間誰しもが持っている欲望や願望。他の命を犠牲にしてでも叶えようとした者が『望獣(デザスター)』と呼ばれる化物となり、世界では密かに自らの願いを叶えるための殺し合いのデスゲームが繰り広げられていた。そんなことを知る由もなくごく普通に生きてきた天堂紫苑は、同棲している恋人の風間颯希と平々凡々たる生活を送っていた。ある日、颯希の大好きな蠍が展示されている展覧会に二人で出掛けると、帰り道で謎の人だかりに遭遇する。人だかりの先には望獣の姿。望獣から逃げるうちに事故が起き、颯希が巻き込まれてしまい、三原源を名乗る謎の人物に促され、颯希を助けたいという願いから紫苑は蠍の望獣に覚醒する。颯希を救うため、自ら戦いに身を投じる紫苑だったが、狩るべきとされる望獣が自分と同じく人間であることを知り、戦いに迷いを抱くが、戦いの中で出逢った人々との関わりによって、再び戦うことを決心する。


本文は日藝博期間中、江古田校舎で読むことができます。

 

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