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『掌熱 』平野 耕太郎

<あらすじ>

 複雑な家庭環境により、自らを男として振る舞い、少年の幻覚を見る少女:出雲朱莉。彼女が起こした暴力事件で、治療として無免許精神科医:磯狩圭佑が呼ばれる。大学病院が磯狩の監視につけた女医:花咲楓は、磯狩の違法なやり方に反発し、朱莉を自分の家に保護する。

 姉が朱莉ばかりを気にかけている事が気に入らない楓の妹:沙耶は朱莉に突っかかるが、そんな彼女に朱莉は強い興味を抱き、次第に二人は仲を深めあっていく。

 だが、またしても朱莉は暴力事件を起こし、磯狩の精神病院に入院する事となるが、沙耶と二人で病院を脱走する。

 逃げ出した二人だったが、暴漢に襲われ磯狩の元に逆戻りとなり、朱莉は洗脳されてしまう。

 しかし、朱莉は洗脳から抜け出し、磯狩を倒し、病院に火をつけて沙耶と共に去っていく。

 数ヶ月後、朱莉は沙耶と青春を謳歌していた。


本文は日藝博期間中、江古田校舎で読むことができます。

 

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