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『蜃気楼』北原 遥

<あらすじ>

 ひょんなことからアンドロイドの七尾とデビューすることになった売れない芸人の相馬。七尾と組むことに嫌悪感を感じていたが、劇場で揉まれるうちに感情を見せ始める七尾を悪くないと思い始める。

 ある日、後続機の研究が進行しているのを目にし、自身の運用終了を感じた七尾は、そのことを相馬に隠したまま、漫才グランプリに挑戦しようと持ち掛ける。結果を出そうと焦る七尾に不信感を募らせる相馬。そんな中、七尾がネタを飛ばして敗退してしまう。七尾がマネージャーの佐野に慰められている様子を見た相馬は2人の仲を勘違いし、一方的に解散を告げる。

 佐野から七尾が姿を消したという連絡が入った相馬は七尾を探しに出る。よく使っていた公園に足を運ぶ道中、佐野から七尾の隠し事を聞く相馬。解散したくないと訴える七尾に一緒に謝ってやるから帰ろうと宥める相馬。

 ある日のライブ直前、単独ライブをしようと持ちかける相馬。困惑する七尾をよそに舞台の幕が上がる。


本文は日藝博期間中、江古田校舎で読むことができます。

 

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