『雨の日の小さな勇気』落合 海翔ベンチで本を読んでいると突然雨が降り出してきた。男の子は後ろに座っている女の子が傘を持っていないことに気づく。そんな女の子に傘を渡そうとする男の子の小さな勇気の裏には壮大なヒーローの物語があった。 ご感想はページ下部のコメント欄までお願いいたします。▷ 映像表現・理論コース [映像専攻] の映像作品 About 映像表現・理論コース
ベンチで本を読んでいると突然雨が降り出してきた。男の子は後ろに座っている女の子が傘を持っていないことに気づく。そんな女の子に傘を渡そうとする男の子の小さな勇気の裏には壮大なヒーローの物語があった。 ご感想はページ下部のコメント欄までお願いいたします。▷ 映像表現・理論コース [映像専攻] の映像作品 About 映像表現・理論コース
キャラ造形、たくさんのシーン、ひとつひとつを形にしていて努力されたんだなぁと思いました。
女の子のキャラが雷を怖がる演技がとても残念にみえました。
3dのモデリングデータは安価で購入できたり、モデリングへのハードルは段々と低くなっていく現在の状況の中、
人にしかできない領域のひとつが演技だとおもわれますがどうでしょうか。「映像研には手を出すな」にでてくるアニメーター志望の子が言ってたことを思い出しただけかも知れませんけど。
「もっとスペクタクルシーンを作り込みたかった!」という作者さんの声が聞こえてきそうな作品ですが、物語として見たときにこの作品にとって重要なのはそこではなく「勇気を出すために少年が戦っているのが何であるかが曖昧なこと」と「勇気を出して傘を差し出した相手の女の子の存在感が希薄なこと」だと思います。「立ち向かうべき敵」と「守るべきもの」の描写はヒーローの力強さを印象付けるという意味では重要な要素で、むしろ爆破やレーザー光線以上にヒーローの本質と言っていいかもしれません。力を振り下ろした先が何であるかも、助けた相手がどう思っているのかもわからず、ただアクションの快感だけがある、というのは作り手が「ヒーロー」や「勇気」に興味がないと白状しているようなものなので(「アドレナリンジャンキーのヒーロー」の萌芽を見ているようでこれはこれで興味深いのですが)、ストーリーテリングに再考の余地ある作品だなと感じました。