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『風の声は秋』杉岡組




主人公の丹波皓(24)は3年前に親元を離れ、大学を卒業した今もアルバイトをしながら学校近くのアパートで一人暮らしている。そこにやってきた妹の⻘(18)は一風変わった少女であり、彼女の不思議な発言や行動に家族は頭を抱えていた。そんな⻘は父に会うためにこの街にやってきたというが、父は7年前に他界している。皓は⻘とどう向き合っていくのか。父を探す⻘と彼女を支える皓の物語。


相手のことを全て理解しようとするのは難しいですが、お互いの文化や性格を認め、理解しようと努めることはできると思います。この“聴く”ことの大切さをこの作品で訴えたいと思いました。社会に馴染むことが難しい妹の青と彼女を支える兄の皓の心の距離にぜひ注目していただけると嬉しいです。(監督・杉岡岳)


【監督】杉岡 岳

【撮影】幸田 一澄

【録音】佐藤 優衣

【出演】杉尾 香林/天野 航征

 

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