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「ジャック・タチの再評価に向かって」 木越 圭哉

<論文概要>

 私は、大学三年次のある日の授業で初めて観たジャック・タチの『ぼくの伯父さん』(1958)に衝撃を受けた。彼の名前は日本でそこまで広まっていないが、ここ数年、さまざまな場所で再上映が行われていたり、ジャック・タチへの再評価が進んでいる。そんな彼について深く知るため、作品を全て見た後、彼の魅力について分析した。

 彼の経歴を調べ、喜劇映画監督への道を歩み出した理由や、タチが喜劇にこだわる部分を深くまで分析することができた。彼が映画内でこだわる空間作りや音へのこだわりは現代の私たちも驚くほどの巧みな技術が隠れていた。

そして、『ぼくの伯父さん』(1958)の大ヒットから『プレイタイム』(1967)の大失敗にはどんな原因があったのか。ジャック・タチの再評価に向かって1ファンとして、彼への理解を深め、少しでも彼について知ってもらいたいという思いも込めた卒業論文。


 

本文は日藝博期間中、江古田校舎で読むことができます。


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